2013.11.29お知らせ2013.11.29
UHBスーパーニュース及び北海道新聞に、当事務所の弁護士奥山倫行のコメントが放映・掲載されました。
UHBスーパーニュース及び北海道新聞に、当事務所の弁護士奥山倫行のコメントが放映・掲載されました。
(以下、弁護士奥山のブログより抜粋)
昨日の広島高裁岡山支部の判決について、地元UHBのニュースや北海道新聞がコメントを取り上げてくれました。
誤解されている方もいらっしゃるのでお伝えさせて頂きますが、原告の目的は決して選挙を無効にすることではありません。選挙が無効になったり、特定の議員が失墜したりすることによる政治的な混乱を招くことも本意ではありません。
住んでる地域にかかわらず、一人一票が与えられる。この国がそのような国であって欲しいと願っています。
升永弁護士がよく説明されていた例えですが、小学校で学級委員を選ぶ。そのときに、前の席の人は1票、後ろの席の人は0.2票、右の席の人は0.3票・・・そのようにして選ばれた学級委員は、正当に選挙されて選ばれた代表といえるでしょうか?小学生でも不自然・理不尽だと感じると思います。
ところが、これが難しい国のレベルではまかりとおってきました。そして、難しい大人の理屈で説明されて、何となく納得したような気にさせられてきました。でも、やはりおかしいことはおかしいのです。
この国が民主主義だというのであれば一人一票が大前提です。
特に北海道の一票の価値は0.21票しかなく、最大格差の4.77倍なのです。北海道に住んでいる人は、もっと声をあげて良い問題ではないかと感じています。なんだか遠いところの話のような気がするかもしれませんが、これは、まさに、一人ひとりの日々の暮らしに直結する問題なのです。
札幌高裁の判決言渡日は12月6日(金)です。一人でも多くの皆様に自分自身の問題として当事者意識をもって頂けることを願っています。