2013.11.21お知らせ2013.11.21
2013年11月21日付け朝刊(北海道、毎日新聞)に当事務所の弁護士奥山倫行のコメントが掲載されました。
2013年11月21日付け朝刊(北海道、毎日新聞)に当事務所の弁護士奥山倫行のコメントが掲載されました。
一票の格差訴訟に関するものです。
※上記訴訟の関連記事は、同日付け朝刊 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞にも掲載されています。
(以下、弁護士奥山倫行のブログ記事を引用)
【一票の格差】1票=2票未満 で正しいのか?
昨日の最高裁判所の判断について多くの報道がされています。北海道新聞(北海道版)や毎日新聞(北海道版)では北海道選挙区の代理人としてコメントを紹介してくれました。
2011年の大法廷判決のときはこのような紹介の仕方はして頂けていなかったように思います。少しずつ世論が高まっていることを感じます。
最高裁の判決文を読みかえすと「1票=2票未満」を許容するような考え方を持っている裁判官がいるのではないか?と疑いたくなります。
「1票=1票」が正しくて、「1票=2票未満」は正しくないことは、小学生でもわかる話です。それを立法裁量だとか合理的期間論だとかで正当化しようとするのは、利害のある大人が、都合よく考えた屁理屈にすぎません。
この国はTPPや秘密保護法といった喫緊の課題を抱えています。これらの問題は普段暮らしていると遠い話のように感じるかもしれませんが、国民の日々の生活に大きな影響を及ぼす重大な課題です。これらの課題に対する国民の意見は、住んでいる地域に関係なく、同じ価値をもって扱われて欲しいと思っています。それが民主主義のあるべき姿です。
道のりは長く、まだまだ続きそうですが、「王様は裸じゃないか!」と感じて伝えてくれる人が1人でも多く増えていくことを願っています。