2015.03.11お知らせ2015.03.11

「外れ馬券訴訟」に関する弁護士奥山倫行のコメントが「スポーツ報知」WEB版で掲載されました。

「外れ馬券訴訟」に関する弁護士奥山倫行のコメントが「スポーツ報知」WEB版で掲載されました。

http://www.hochi.co.jp/topics/20150310-OHT1T50215.html

(以下掲載記事から引用)

大阪市の元会社員の男性(41)が購入した30億円近い競馬の外れ馬券代が経費と認められるかどうかが争点となった脱税事件の上告審判決で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は10日、外れ馬券を経費と認める初の判断を示した。1、2審の判断が確定する。最高裁でも、「外れ馬券代は経費」とされた。
自身も競馬ファンであり、今回の裁判に注目していたアンビシャス総合法律事務所(札幌市)の奥山倫行弁護士は「法律家としても、競馬ファンとしても常識的な判決内容ですね」。全ての購入代金を経費と判断されたのは「継続性と恒常性が認められた。娯楽ではなく、利潤行動とみられたからだと思います」とした。

熱狂的なファンの中には毎レース馬券を購入する人もいるが「窓口で購入すると、立証するのは難しい」と奥山弁護士。ただ、購入記録が残るインターネット投票を利用した場合には、やや事情が異なるそうで「購入回数、金額などで判断はされると思いますが、今回と同様の判決が出る可能性はゼロではないと思う」と話していた。